
院長:齊藤お気軽にご相談ください!

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先日公開した「聴くセラピー」のホームページを、少しずつ育てています。今回、新しく加わったのが、言葉から探すという入口です。今の気持ちをうまく説明できなくても、なぜか目に留まる言葉がある。そこから一曲へたどり着けるようにしました。
これまでも聴くセラピーには、今の気持ちに近いところから曲を探す「今の気持ちから探す」がありました。
こうした「今の状態」に近い入口から曲を探すのが、これまでの形です。今回作った「言葉から探す」は、それとは少し違います。
「言葉から探す」には、こんな言葉が並んでいます。
先のことを考えた時、なぜかこの言葉だけが残ることもあります。
言いたいことはある。でも送れない。そんな途中の感じも、そのまま入口にしています。
忙しさがなくなった時に出てくる感覚もあります。
説明しにくい気持ちでも、言葉として置いておくことで曲にたどり着けることがあります。
ほかにも、
「身体はずっと知っていた」という言葉が気になる。
「相手には相手の季節があるのかもしれない」が、なぜか残る。
そんな入口があります。何かを診断するための質問ではありません。「あなたはいま、この心理状態です」と判定するものでもありません。ただ眺めてみて、なぜかわからないけれど、この言葉が気になる。そんな一言があったら、そこから一曲を聴いてみる。それが「言葉から探す」です。


理由はわからなくても、目に止まった言葉から入ってみていいと思っています。
実際にスマートフォンで確認していて、今回の機能にはもう一つ面白い使い方があることに気づきました。初めて聴く人なら、「この言葉、なんとなく気になるな」というところから、まだ知らなかった曲に出会えます。
一方、以前から聴くセラピーを聴いてくださっている方なら、「あ、この言葉はあの曲だ」と、前に聴いた曲を思い出すこともあります。そのため「言葉から探す」では、気になる言葉を大きく、その下に作品名を小さく表示しています。
まだ知らない一曲との出会い。
知っている一曲との再会。
どちらもあっていいと思っています。
今回の機能を作る時、かなり時間をかけて確認したことがあります。それは、歌詞を心理学で説明しすぎないこと。たとえば身体について書かれた歌詞があったとしても、「この身体感覚があるから、この心理状態です」とは決めません。人との関係について書かれていても、「相手は本当はこう思っている」と決めることもしません。
一つの言葉にも、いろいろな受け取り方があります。私自身、施術やセラピーの場で、「身体から教えてもらった気がする」という言葉を耳にすることがあります。それをすぐに何かの理論へ置き換えるのではなく、その人が実際にそう感じた体験として、まず聴いてみる。聴くセラピーでも、そんな姿勢を大切にしています。
今回の「言葉から探す」は、AIで歌詞を分析して、そのまま公開する作り方にはしていません。AIから出てきた候補について、こんなところを一つずつ確認しています。
実際にAIが提案したものの中にも、表現を弱めたもの、別の解釈を残したもの、そして公開しなかったものがあります。AIだから正しい。心理学だから正しい。そういうことではありません。
最後にもう一度、人が聴いてみる。
この工程は、これからも残していくつもりです。
聴くセラピーを作りながら、少しずつはっきりしてきたことがあります。曲を聴いて、「私はこういう人なんだ」と答えを出す必要はありません。一つの歌詞が気になった。昔のことを少し思い出した。なぜか胸に残った。逆に、自分とは違うと思った。それだけでもいい。
そこから、「自分にとって、この言葉は何なんだろう」と、少しだけ自分へ戻ってみる。心理学に触れるとしたら、そのあとでもいいと思っています。そんな場所として、「聴くセラピー」をこれからも少しずつ育てていきます。


手がかりを差し出す。答えは、その人の中に聴きにいく。
今回追加した「言葉から探す」も、正解を探すつもりで使わなくて大丈夫です。スマートフォンで少しスクロールして、なんとなく言葉を眺めてみる。一つでも目に留まる言葉があったら、そこから一曲へ。
意味を考え込まず、まずは気になる言葉があるか見てみます。
「なぜ気になるんだろう」は、まだ分からなくても大丈夫です。
曲を聴いて何を感じたかも、感じなかったかも、そのままで構いません。
よかったら、気負わずに覗いてみてください。
聴くセラピーはこちら
https://kiku-therapy.jp/