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【過敏性腸症候群】腹痛と下痢で外出も困難だったケース
過敏性腸症候群、腹痛と下痢で来院された女性(30代/会社員)の改善事例をご紹介します。

主訴(来院時の症状)
慢性的な腹痛と下痢を主訴とし、日常生活に著しい支障をきたしていた。特に、外出時には強い不安感を覚え、通勤電車内や会議中など、いつ腹痛発作が起こるか予測できない状況に心理的なストレスを強く感じていた。
来院に至るまでの経緯
10代の頃より便秘と下痢を繰り返し、20代後半から症状の悪化を認めた。腹痛および下痢の頻発に加え、通勤電車内や会議中といった外出時の腹痛発作に対する不安感が強まった。
症状悪化の都度、医療機関を受診するも、検査結果に特異的所見は認められず、対症療法としての薬物療法が実施された。しかし、薬物療法による症状改善は認められず、日常生活への支障が大きくなったため、当院へ来院し施術を受けた。
検査と所見
カウンセリングと検査による見立ては以下の通り
- ストレスによる自律神経の乱れ
- 腸内環境の悪化
- 不安や恐怖による悪循環
- 自動思考と認知の誤りによる症状の悪化
これらの要因が複合的に重なり、過敏性腸症候群の症状を引き起こしていると考えられる。
まずは認知行動療法により、不安や恐怖に対する自動思考と認知の誤りを修正し、ストレスへの対処法を習得することを目指す。
施術内容と経過
不安や心配事をゼロにすることではなく、考え方のバランスを取り、客観的に現実を観察して捉えることができるようになることを目標にした。

- 初回~6回目/週3回ペース
-
心理教育とIBS症状のモニタリング
自律神経系を整える施術
腹式呼吸やリラクゼーション法などのストレス対処法の指導
FODMAP(フォドマップ)食事や生活習慣の見直し - 7回目~12回目/週2回ペース
-
認知再構成
注意トレーニング
FODMAP(フォドマップ)腸内環境を改善するための食事指導
自律神経系を整える施術
- 13回目~18回目/週1回ペース
-
現実曝露と内部感覚曝露
自律神経系を整える施術
再発予防のためのセルフケア指導
症状は徐々に改善し、外出時の不安感も軽減。以前は外出前に何度もトイレに行っていたが、今では安心して外出できるようになった。仕事への集中力も回復し、仕事に打ち込めるようになった。
院長からのコメント

毎日が不安で辛かったですね。一人でよく頑張ってこられました。
過敏性腸症候群(IBS)は、症状が人によって異なり、また症状が良くなったり悪くなったりを繰り返すため、本当に辛いですよね。
日常生活を送る上でも、様々な場面で苦労されていると思います。いつお腹が痛くなるんだろう、また下痢をしてしまうんじゃないかという不安な気持ちは、常に付きまとうもので、想像もできないほどのストレスだと思います。
時には、症状のせいで予定をキャンセルしたり、好きなことを諦めたりしなければならないこともありましたね。それでも、あなたは今日まで本当によく頑張ってこられました。
過敏性腸症候群でお悩みの方は、ぜひ一度当院にご相談ください。
過敏性腸症候群(IBS)でお悩みなら…
過敏性腸症候群(IBS)について解説しているこちらのページもお読みください。


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